気分が滅入る症状に注意|厄介なうつ病をしっかり治療する

2人の医師

心の風邪に対する取り組み

カウンセリング

患者に寄り添う

うつ病は心の風邪とも呼ばれています。風邪という病気は決して重い病気ではありませんが、拗らせれば大変なことになります。その点についてはうつ病も同じです。重症化すれば社会復帰が難しくなります。うつ病も風邪も早い段階での治療が大切なのです。しかしながら、心の風邪は、体の風邪と違って厄介なところがあります。普通、風邪の症状が出れば、誰でも医者に行くなり薬を飲むといった行動に出ます。しかし、心の風邪であるうつ病の患者が自ら医療機関に出向くのは至難の業とも言えるのです。そこで、家族や同僚と言った周囲の人の協力が必要になってきます。しかし、それでも、うつ病に罹った人は、他人との接触を極端に嫌がります。医師との信頼関係を築くのも一苦労という人も多いのです。現在、うつ病を始めとして、精神科全体で医療コーディネーターの活躍が見られるようになりました。なかなか病院に行けない人の相談に乗ったり、家族をフォローする役目の人たちですが、この医療コーディネーターの手助けで治療に入ることが出来た患者さんも大勢います。

気の合う人を見つける

医療コーディネーターのシステムは、一部の大病院で始まっていますが、幾つかの注意点もあります。偏に医療の専門家と言っても、色々なタイプの人がいます。患者と医療コーディネーターの間に信頼関係が築けなければ、その後の治療に結びつけることはできません。医療コーディネーターとの関係が築けない場合には、家族側から担当の変更を申し出ることも大切です。患者の家族と医師と医療コーディネーターの三者の関係が上手くいって、初めて患者との人間関係も出来てくるのです。精神科の病院も一頃に比べて数が増え、ネット上の評価制度も始まりました。医療コーディネーターが配置された病院を探すことも、その病院がどのようなところなのかという情報も、比較的分かりやすくなってきました。一つの病院が思わしくない場合は、セカンドオピニオンを求めることも普通になった現在ですが、精神科の医療においては遅れがありました。しかし、現在、精神科の現状も変化する兆しが見えており、他の診療科と同じように受診できる環境も整ってきました。